24歳で小脳出血の手術を受けて

寝屋川にある葬儀会場で働いています。元々片頭痛持ちで、病院で診察を受けたこともあるのですが、その時は特に異常はなく市販の頭痛薬で治めていました。しかし本当に突然、脳の血管が破裂し意識を失い緊急手術しました。

目が覚めた時は視力がなくなっており、味覚も感じずらくなってしまっていて、ほとんど味が分かりませんでした。右半身が麻痺していて歩くこともできなくなっていました。車イス生活をしなくてはいけなくて、しかし1人では車イスに移ることもできませんでした。言葉もうまく話せず、すぐ疲れて話せなくなっていました。常にフィルターがかかっているような感覚で、何を話したのか、今自分は何階にいるのかなどが分からなくなっていました。脳ってすごく大事な器官なんですね。

脳の手術の影響で、麻痺が残るかもしれないとお医者さんに言われた時は絶望でした。

しかし、お医者さんに言われた通りのリハビリを頑張りました。それしかすがる物もなかったですし。これが良いらしいと言われた物は全て試しました。どれが良かったのかは分かりませんが、今は少しの後遺症で済み、時間はかかりましたが1番不安だった麻痺と視力は回復する事ができました。

絶望しても、少しの可能性を信じて試してみる事って凄く難しいけれど、とっても大事ですよ!