セカンドオピニオンも大切です

日本人の死因第1位は、いわゆる「がん」です。医療技術の発展に伴って、検診などでがんが発見される割合も増えてきているようです。検診以外でも、体調不良や気になる症状があって病院へ行ってみたら、診察及び検査の結果、がんであることが判明したりもします。がんのセカンドオピニオンを利用することも選択肢に入れた方が良いでしょう。

知人もそのケースでした。何となくのどの痛みが続いていたので、ホームドクターに診てもらったところ、風邪との診断でしたが、風邪薬をもらってしばらく様子を見ても、やはりのどの痛みにかわりがなく、近くの比較的大きな病院で診てもらうことにしたそうです。

その病院でも、最初は少し腫れているように見えるが、痛みの原因はわかりませんでした。ただ、その知人は食い下がり、何度目かの内視鏡検査で食道がんが見つかりました。ごく初期だったため、内視鏡によるがん細胞の切除手術を受けたそうです。

その後、術後の経過もよかったのですが、やはりのどの痛みがあり、その手術をしてもらった病院に経過観察の診察の際に再度診てもらったそうですが、その際の診断でも問題なしでした。

そこでも知人は食い下がり、その病院ではらちが明かないと思ったこともあり、知り合いから区内の大学病院の専門医を紹介してもらいました。その先生により、今度は違う部位、初期の咽頭がんが発見され、手術し、現在のところ経過も良いそうです。

結果として、本人の違和感から、セカンドオピニオンをきくことで、病気の発見につながりました。確かに、目の前のお医者さんを尊重することは大切なことですが、もしその診断等に違和感や不安があるなら、勇気をもってセカンドオピニオンをきいてみることも大切なことなんだと思いました。

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